近年では、チャペルで結婚式を挙げる人が多くなっています。キリスト教式の結婚式は、本来であれば教会や礼拝堂で挙げるものですが、日本の場合は信者が少ないことや気軽に式を挙げたいという人も多く、ホテルなどにチャペルが作られていることが多いです。こういった施設での挙式を行なう際には、キリスト教の信者である必要がないので、気軽にキリスト教式の結婚式が行えます。結婚式用に作られたチャペルの特徴は、教会などに比べて規模は小さめですが、景観などが良く、清潔で美しいデザインの場合がほとんどです。

そのため、結婚式も厳かで神聖なものにすることが出来ます。その一方で、従来のチャペルや教会での結婚式の場合は、プロテスタントとカトリックに分けられて式を行ないます。特に、カトリック式の結婚式の場合は両者ともキリスト教信者であるか、片方が信者である必要があるので、注意しなければなりません。しかしほとんどの場合は、簡単なレクチャーなどを受けるだけで、キリスト教ではなくても挙式をあげることが出来ます。

チャペルで行なう挙式では、様々な演出を行なうことが出来ます。例えば、オルガンやバイオリンなどの生演奏やゴスペル、フラワーガールやリングボーイ、フラワーシャワーにブーケトス、バルーンリリースなど、華やかで楽しい気分にさせてくれるものばかりです。これらは、式場の形式や設備、雰囲気などによって違いがあるので事前にチェックしておくことが重要です。